子ども達が、羽ばたいて・巣立ってゆく思いを込めて名付けました。
「こ」は「個々・個性」、「と」は「共に」、「り」は「リンク(繋がり)」の意味や、「こ」どもが「と」っても「り」ようしやすい施設という意味も込められています。

一言に発達障がいと言っても様々。私たち大人も1人として同じ人間が存在しないように、子ども達も1人ひとり違った個性を持っています。私たちは、職員自身が障害や発達障害という枠にとらわれず、全員が楽しめることをモットーに日々の活動を考えています。もちろん、沢山の成長に携われるよう、1人ひとりが伸びていける要素を取り入れています。療育施設であっても、子ども達が「楽しい!」と思えることが1番。楽しく過ごせるからこそ、成長に繋がります。そのためには、職員も楽しく!それが私達の支援の根底です。

  • たくさんの経験を楽しく

    それぞれの楽しい場、自分を出せる場であることが、成長を加速させると考えています。子どもたちにワクワクしてもらうためには、職員も楽しんで関わります。
    小さい頃から様々なの経験を積むことで、5年後10年後の出来ることの幅を広げます。

  • 理解とサポート

    本人の特性や良さ・苦手さを知り、本人が過ごしやすい環境を提供します。またご家族のサポートも、私達の大切な役割の1つです。些細なことでも何でもご相談ください。その他、関係機関との連携にも努めます。

    困った時に本人が対応していけるように、子ども自身が自分なりに得意不得意を知ること(=自己理解)も大切だと考えています。

  • 職員の共通理解

    職員各々の支援がちぐはぐでは、子ども達の良い成長は見込めません。打ち合わせや研修等で、どの職員も同じような方向性をもちながら、それぞれの子どもに関わっていきます。

  • 場所やマナーを知ろう

    公園やイベント等たくさんの外出をして、普段の生活とは違う楽しみを味わったり、興味を広げたりします。外出先での過ごし方や、他のお客さんにも意識を向けなければならないことを学びます。
    学校休業日には、楽しさを求めて少し遠出へ。砂川こどもの国に行ったり、札幌方面に行くこともあります!

  • 買い物・お金の使い方

    子供一人ひとりにお小遣いと財布を用意し、買い物でお金を使う機会があります。買い物の楽しさ、お金を渡すこと、欲しいものを決めること、持っている金額でどれが買えるか‥など、個々に合わせた経験を積んでいきます。
    普段のおやつ選びでも、教材を使って簡単な支払いをしています。

  • 一緒にやってみよう

    室内レクリエーションでは、簡単なルールのあるゲームを行います。失敗した時・負けた時の気持ちの整え方を経験します。
    子供達同士で、おやつ作りや昼食作りも行います。
    「食べることは生きること」です。
    手の込んだ料理でなくても、道具の使い方や作り方を知ることは、将来に役立ちます。
    1番は美味しく食べること!

  • ことりの5領域への取り組み
    1,健康・生活

    健康・生活のために行う支援では、「健康な心や体を育てて安全な生活を過ごせるようにする支援」や、「基本的な生活習慣、リズムを身につける支援」、「食事排泄等生活に必要なスキルを身に付ける支援」を行います。

  • ことりの5領域への取り組み
    2,運動・感覚

    運動・感覚のために行う支援では、「日常生活に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢 の運動・動作の改善及び習得、筋力の維持・強化できるようする支援」や、「姿勢の保持や各種の運動・動作が困難な児童に対して言葉がけや補助的道具を用いる支援」、「移動時の歩行・運動等の日常動作に必要な能力を高める支援」、「視覚、聴覚、触覚等が十分に活用できるよう遊びを通した支援」、「眼鏡や補聴器等の各種の補助機器を活用できているか、補助機器が必要かどうかを日々の中で注視しながらの支援」、「過敏や鈍麻等の感覚の特性に対して環境調整を整える支援」などを行います。

  • ことりの5領域への取り組み
    3,認知・行動

    認知・行動のために行う支援では、「感覚を活用して必要な情報を収集し認知機能の発達を促す支援」「知覚から行動への認知過程の発達→色々と入ってくる情報の中から必要な情報を選択し、行動につなげるという一連の認知過程の発達支援」、「形、色、音が変化する様子や空間・時間等の概念の形成を図ることによって、それを認知や行動の手掛かりとして活用できるようにする支援」、「形、色、音が変化する様子や空間・時間等の概念の形成を図ることによって、それを認知や行動の手掛かりとして活用できるようにする支援・こだわりや偏食に対する支援」、「感覚やコミュニケーションの困難から生ずる行動障害に対して予防となる環境の調整や早めの声掛け等の支援」を行います。

  • ことりの5領域への取り組み
    4,言語・コミュニケーション

    言語・コミュニケーションのために行う支援では、「物や体験の意味を結びつけるように動作と言葉を発信し聞いてもらう等により、言語の習得、自発的な発声を促す支援」、「言葉や各種の文字・記号等を用いて、相手の意図を理解したり、自分の考えを発信する方法を言語や言語以外でも表出できる支援」、「人とのやり取りを増やすことで共同注意の獲得等を含めたコミュニケーション能力の向上のための支援」、「指差しや身振り、サイン等を用いて、環境の理解と意思の伝達ができるように支援」、「障害の特性に応じて能力の向上のための支援」、「文字、記号、絵カード、機器等のコミュニケーショ ン手段を適切に選択活用し、環境の理解と意思の伝達ができるよう支援」、「手話、点字、音声等の表現等による多様なツールを活用し、環境の理解と意思の伝達ができるよう支援」を行います。

  • ことりの5領域への取り組み
    5,人間関係・社会性

    人間関係・社会性のために行う支援では、「初めに身近な人と親密な関係を築き、その信頼関係を基盤として、周囲の人と安定した関係を形成するための支援」、「遊びを通じて動きを模倣することにより、対人関係の芽生えの支援」、「感覚・運動機能を働かせる遊びから、見立て遊びやごっこ遊びを通して徐々に社会性の発達の支援」、「周囲に無関心な一人遊びの状態な時、職員が介入して行う連合的な遊び、ルールを守って遊ぶ協同遊びを促し、徐々に社会性の発達促す支援」、「職員を通して自分のできる、できないなどの自分の行動の特徴を理解するとともに、気持ちのコントロールができるように支援」、「集団に参加するためのルールを理解し、遊びや集団活動に参加できるように支援」を行います。

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学校のある日の活動内容(例)

  • 14:30

    下校時刻に学校へお迎え

  • 15:00前後

    ことりに到着

  • 手洗いうがいおやつ

  • みんなでゲーム
    (レクリエーション)

  • 好きな遊び

  • 17:00

    送迎開始

学校休業日の活動内容(例)

  • 9:00〜9:30

    自宅にお迎え

  • ことり到着

  • ことりで昼食

  • 自分たちで材料を買う
    (お買い物)

  • おやつ

  • 好きな遊び

  • 17:00

    送迎開始

  • 未就学児

    火~金曜日 教材費1回 50円
    午後利用で、おやつを食べる場合 おやつ代1回 50円
    火・木・金曜日 9:00〜12:00
    月〜金曜日 13:30 ~ 17:00
    *事情により時間延長が可能です。

  • 小学生以上

    月~土曜日 おやつ代1回50円、教材費1回50円
    ①放課後 13:00 ~ 17:00
    ②学校休業日 9:30 ~ 17:00
    *事情により時間延長が可能です。

  • 利用料について

    各市町の役所にて 福祉サービス受給者証が発行され ると、医療費のように全利用料の1割負担 (上限あり)で利用できます。
    (例) 世帯収入約890万円以下の場合

    1カ月の上限4600円 + おやつ・教材費代

  • 送迎について

    保育園・幼稚園・学校・ご自宅⇔当施設の送迎サービス付きです。
    お約束の時間や学校の下校時刻に合わせて、職員が迎えに行きます。
    送迎範囲は旭川市(主に西側と北側)、鷹栖町、比布町、当麻町、愛別町です。
    旭川市近郊の町の方にも利用してもらえるよう、市内でも対応していない地域があります。

    所要時間や利用頻度等によるため、まずはご相談ください。